2009/11/05

再読

どーも、僕です。

買った本を再び読むことってあります?またはまた読みたくなる本ってあります。僕はあります!
最近段ボール箱から引っ張り出して読み始めたのがこちら。

ヒップホップ関連雑誌の中で一番文字が多かった雑誌「blast」(大抵は写真ばっかり)にて連載してた「ブラスト公論」をまとめたものです。基本的には音楽ライターやカメラマン、ラッパーの宇田丸師匠が飲みながら繰り広げた駄話を起したものです。何がそんなに面白いのか?それはコンテンツ自信はくだらないことでも、議論が深いところへ向かっている(風)なことでしょうか。いいおじさん達があるテーマについて深く掘り下げていく、正しい、正しくないは別として深いところへ落とし込んでいく様はなかなか読み応えがあります。そして言葉を使うことを生業にしているせいか、とんでもなく上手い言葉が飛び出してきます。その居酒屋座談会での議論の内容は時事ネタ、社会問題から芸能ゴシップ、「モテ」の定義まで、様々です。知的に見えて、最高にくだらない話を収めてある感じでしょうか。例えば「モテ」の話では、『「モテ」とは対外的な問題ではなく自意識の葛藤』と言う事らしいです。そこに哲学があれば、議論は面白くなるのでしょうね!

是非皆さんに手にとって欲しいところですが、なんと絶版となってます。そしてアマゾンではびっくり価格、最安値8500円となってます(本日付け)。人気がある証拠ですかね。定価1500円なのに。

2 件のコメント:

Yuka さんのコメント...

本は読んだこと無いんですが、宇多丸さんのPodcastと第三会議室はちょいちょいチェックしてます。うたさんおもろい。

jun さんのコメント...

第三会議室を知っているとは!?
やるなー
僕もアーカイブは欠かさずチェックしてます。
時事問題をケーダブさんと切っていくのが面白いですよね。
podcastでR&Bの歌詞、実はこんなこと歌ってます!って回のを聞いたでしょうか?
僕は爆笑でした。

この辺押さえてるのなら、この本は間違いなく面白いです。

 
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