2009/10/10

言葉の定義

どーも、僕です。

ライムスター曰く、「B-BoyのBを定義してみな」
このくだりはB-Boyイズムという曲の歌詞の一部で、ライムスターというグループの曲です。「B系」なんて言葉も出てきて、この言葉も市民権を得たのでは?なんて印象を感じるこのごろです。が、しかし、しかしですよ、この巷で浸透しつつあるB-Boyという言葉は、多くの場合間違った認識で使用されているのです!はたまたB系なんて言葉は問題外です!巷ではB-Boy=ヒップホップ的だぶだぶファッションを身にまとう人達、またはヒップホップ文化に没頭する人たちを指しているようですが、本当の意味は違うのです!きっとチャラ男系雑誌の影響でこんなことになってしまうのでしょうね。「B系ジャケットをちぇけら!」みたいなフレーズが雑誌に載っていることが容易に想像できます。本来B-BoyのBはBreak、Breakin'またはBronxのBなのです。ようはブレイクダンスをする人たちのことを意味するもので、ヒップホップ文化に没頭する人達全般を指す言葉ではありません。さらに、ヒップホップと聞くと音楽の一ジャンルを指しているかのようですが、ヒップホップとは文化を指す言葉で、ラップはそのうちの一要素にすぎません。ラップ、DJイング、ブレイクダンス、グラフィティ(壁に描く落書きのようなもの)の四要素を総称してこの文化をヒップホップと呼びます。決してラップミュージックのみを指す言葉ではありません。ヒップホップ文化が好きな僕にとっては、この辺のいい加減な言葉の定義が気になってしまうのです。

まあ、何が言いたいかと言うと、言葉の定義って大切だなーってことです。言葉の定義がづれてくると、または勘違いがあるとコミュニケーションの際お互いの認識にづれが生じるのでは?と思うのです。なので最近よく自分自身に言い聞かせていることは言葉の定義をしっかりと把握することです。よくわからない言葉を用いて赤っ恥をかいたことが何度あることか。そんな気持ちの表れとして、中学校、高校と国語で赤点ぎりぎりを渡り歩いてきた、日本語だめだめな僕が国語辞典を持ち歩いてます。疑問に感じたらすぐ検索です!

高校生のとき、クラスメートに言われた言葉を今でも思い出します。
「不完全な知識は役に立たない」
不完全な知識ばかりの、中途半端なうんちく野郎の心に深く刺さる言葉です・・・


ライムスターのB-Boyイズム、僕の大好きな一枚です。
このRUN DMCのジャケットをぱくった感じ、正にサンプリング文化の真骨頂ですね!ヒップホップはパクリの文化だ!


ちなみにこちらが元ネタのRUN DMCのジャケット。


しかし、国語でまともな点数を取れなかった僕は、みんなと同じ文章を読んでもまったっく別の解釈、とんちんかんな理解をしていたのか?と思うのです。勘違い野郎!?

ヒップホップ文化を愛するうんちく野郎の、言葉についてのお話でした。

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